大分県は12月11日の県議会福祉保健生活環境委員会で、「障がいのある人もない人も心豊かに暮らせる大分県づくり条例(案)」の概要を説明し、また10月21日から11月20日まで行ったパブリックコメントについて、129件の意見が寄せられたことを報告しました。
パブリックコメントの寄せられた主な意見は、「差別の禁止だけでなく差別が生じないように啓発・研修の充実が必要」「前文に障がいのある人やその家族の思いが入れられており感銘を受けた」「紛争解決機関の役割に権利擁護推進の取り組みを追加してほしい」などで、これらの意見を参考にしながら条例案の修正を行うとのことです。
さらに、来年(2016年)1~2月に条例施行規則の制定準備(パブリックコメント実施)を行い、2~3月に開かれる予定の第1回定例県議会で条例案の上程と施行規則及び関連予算案の提案を行い、可決されたら4月1日に施行する予定であることを明らかにしました。
また障がい者差別解消法も4月1日に施行されることから、2月21日には「障がい者差別解消フォーラム」を開催して差別解消法と条例案について理解を深めていくとのことでした。
(だれもが安心して暮らせる大分県条例をつくる会ホームページより)
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